はじめに
ADHDの特徴のひとつに、忘れ物が多くなりやすいという傾向があります。大事なことを覚えておこうと思っていても、別のことに気を取られてしまい、つい忘れてしまうことがあります。
本人は気をつけているつもりでも、同じ失敗を繰り返してしまい、困ってしまうことも少なくありません。
この記事では、忘れ物が起きやすい場面や困りごと、対処の工夫について解説します。
忘れ物が多くなる場面の例
ADHDの人は、注意がそれやすかったり、同時にいくつものことを考えてしまったりするため、持ち物や予定を忘れやすいことがあります。- 家を出たあとで大事な物を忘れたことに気づく
- 学校や職場に必要な物を持っていくのを忘れる
- 買い物に行ったのに買う物を忘れる
- 頼まれていたことを思い出せない
- 予定を確認しないまま行動してしまう
困りごとになりやすいこと
忘れ物が多いことで、日常生活で次のような困りごとにつながることがあります。- 何度も取りに戻ることになり時間がかかる
- 人に迷惑をかけてしまう
- 準備が苦手だと思われる
- 自分でも嫌になってしまう
- 大事な予定を忘れてしまう不安がある
対処の工夫
忘れ物を減らすためには、記憶に頼りすぎず、仕組みを作ることが大切です。- 持ち物リストを作って毎回確認する
- よく使う物の置き場所を決める
- 前日のうちに準備しておく
- スマホのメモやアラームを使う
- 出かける前にチェックする習慣をつける
まとめ
ADHDの人が忘れ物をしやすいのは、注意がそれやすいという特性によるものです。努力が足りないわけではなく、やり方を工夫することで減らすことができます。
自分に合った準備の方法を作ることで、忘れ物のストレスを減らすことができます。