はじめに
ADHDの特徴のひとつに、物事を途中でやめてしまい、最後までやり遂げるのが難しいという傾向があります。最初はやる気があっても、途中で気がそれたり、別のことが気になったりして、気づいたら終わっていないことがあります。
本人はやるつもりだったのに続けられず、自分を責めてしまうことも少なくありません。
この記事では、最後までやり遂げられない場面の例や困りごと、対処の工夫について解説します。
最後まで続かない場面の例
ADHDの人は、集中が続きにくかったり、途中で別のことに意識が向きやすいため、作業を最後まで終わらせるのが難しいことがあります。- 宿題を始めたのに途中でやめてしまう
- 掃除を始めたのに別のことをして終わらない
- 仕事をやりかけのまま別の作業に移ってしまう
- やる気がなくなって途中で放置してしまう
- 新しいことを始めるが長続きしない
困りごとになりやすいこと
物事を最後までやり遂げられないことで、次のような困りごとにつながることがあります。- やりかけのことが増えてしまう
- 周囲からだらしないと思われる
- 予定どおりに進まない
- 自信をなくしてしまう
- やる気がないと思われてしまう
対処の工夫
最後まで続けるのが難しい場合は、やり方を変えることで取り組みやすくなります。- 作業を小さく分けて取り組む
- 終わるまでやることを一つに決める
- 時間を区切って作業する
- 終わったらチェックをつける
- 途中で別のことを思いついたらメモだけして戻る
まとめ
ADHDの人が物事を最後までやり遂げにくいのは、集中が続きにくいという特性によるものです。意志が弱いわけではなく、やり方を工夫することで続けやすくなります。
自分に合った方法を見つけることで、途中でやめてしまう回数を減らすことができます。