フレネミー
友達のように見えるのに、一緒にいるとどこか安心できない。嫌なことを言われたわけではないのに、なぜか疲れてしまう。
こうした関係の中には、「フレネミー」と呼ばれるタイプが存在します。
フレネミーとは、表面上は友好的でありながら、心のどこかで比較や対抗意識を持っている相手のことです。
今回は、弱っているときだけ優しくなるフレネミーのあるあるを、物語形式で紹介します。
物語
仕事で失敗が続いて、少し落ち込んでいた。なんとなく誰かと話したくて、久しぶりに友人に連絡をした。
するとすぐに返信が来た。
「大丈夫?無理してない?」
「話聞くよ」
その優しさがありがたくて、つい色々と話してしまった。
相手は何度もうなずきながら聞いてくれた。
「それは大変だったね」
「無理しなくていいんだよ」
そのときは、本当に救われた気がした。
しばらくして、少しずつ状況が落ち着いてきた。
仕事も順調になり、気持ちにも余裕が出てきた。
そのことを何気なく話したときだった。
「へえ、よかったね」
それだけだった。
前みたいに話を聞こうとはしない。
質問もしてこない。
気のせいかもしれない。
でも、前より少しだけ距離を感じた。
帰ってから思った。
あの人は、私が落ち込んでいるときの方が優しかった気がする。
あとがき
弱っているときに優しくしてくれる人は、ありがたい存在です。しかし、元気なときとの態度の差が大きいと、関係に違和感が生まれます。
支えてくれているようでいて、どこか安心できない。
近くにいるのに、なぜか気を使ってしまう。
そんな感覚があるとき、その相手はフレネミーかもしれません。
フレネミーの特徴
相手が弱っているときに距離が近くなる
フレネミーは、相手が落ち込んでいるときや困っているときに近づくことがあります。- 悩みを聞くのが好き
- 相談されると安心する
- 助ける立場でいたい
相手が順調だと距離を取る
逆に、相手がうまくいっているときには反応が薄くなることがあります。- あまり興味を示さない
- 話を広げない
- すぐに話題を変える
対等な関係より安心できる立場を選ぶ
人によっては、相手を支えているときの方が安心できることがあります。相手が弱っている → 自分が上に立てる
相手が成功している → 不安になる
このバランスが続くと、関係は少しずつ偏っていきます。
悪気がないことも多い
本人は意識していないこともあります。ただ、比較や競争の気持ちが強いと、こうした態度になりやすくなります。
そのため、無理に関係を合わせるより、距離を調整する方が楽なこともあります。
まとめ
弱っているときだけ優しくなる人がいると、最初はありがたく感じます。しかし、その優しさに偏りがあると、関係は少しずつ疲れるものになります。
フレネミーとの関係は、敵よりも分かりにくく、友達よりも気を使います。
違和感を覚えたときは、自分の距離感を大切にすることも必要です。
フレネミーあるあるは他にもあります。
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